最終更新日
2025/10/02
橋梁振動画像計測 10015135
K1255 NEXCO西日本イノベーションズ株式会社
橋梁下面などにレーザーラインを照射し、これをビデオカメラで撮影することで、橋梁のタワミ、振動を遠隔・非接触で計測できる技術です。1スパンのワタミ、振動の挙動・分布を一気に計測でき、橋梁全体の周波数解析が行えます。
橋体にセンサーを設置するなどの手間がなく、数千側点のデータを一気に収録できるため、局所的に起こった現象も見逃しません。
また、リアルタイムでタワミ量をモニターしており、タワミが大きい重い車両通行時のデータのみを自動選択して保存することが可能です。これにより、長時間計測を行っても、無駄なデータを収録することがありません。
橋梁振動画像計測
技術の概要・特徴 |
橋梁下面などにレーザーラインを照射し、これをビデオカメラで撮影することで、橋梁のタワミ、振動を遠隔・非接触で計測できる技術です。1スパンのワタミ、振動の挙動・分布を一気に計測でき、橋梁全体の周波数解析が行えます。 橋体にセンサーを設置するなどの手間がなく、数千側点のデータを一気に収録できるため、局所的に起こった現象も見逃しません。 また、リアルタイムでタワミ量をモニターしており、タワミが大きい重い車両通行時のデータのみを自動選択して保存することが可能です。これにより、長時間計測を行っても、無駄なデータを収録することがありません。 |
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技術の仕様 |
■計測可能な条件 ・レーザーライン照明が明瞭に見える照明環境(レーザーライン照明から橋梁面までの距離が遠すぎたり、照明環境が明るすぎると計測不可) ・レーザーライン照明とカメラレンズ両方がカバーできる範囲(例:7-10m程度の高さの橋梁下面において、橋軸方向12m程度の領域:レンズの調整でより広い範囲も調整可能) ・ビデオカメラ、レーザーライン照明間距離は、レーザー照射面までの距離と同等程度 ・ビデオカメラ、レーザーライン照明は、振動のない位置に設置 ■計測性能 ・上記条件を満たす場合、12m程度の領域を撮影し、0.01m程度の変位が捉えられる。 ・上記条件を満たす場合、4~30Hz程度の振動を計測できる。 |
特許情報 | 申請済み |
現場適用条件 |
カメラとレーザーライン照明が設置できる広さ(各装置300mmx300mm) レーザーラインが橋梁下面に照射できること 照射されたレーザーラインをカメラから撮影できること |
採用実績 | - |
単独開発/共同開発 | 共同開発 |
■新技術に関するお問い合わせ情報
会社・部署(担当) |
NEXCO西日本イノベーションズ株式会社
新技術一覧
IT技術部技術2課 舟木 翔太 |
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住所 |
〒532-0011 大阪府大阪市淀川区西中島 2丁目12番11号川久センタービル701号室 |
TEL | 06-6195-1373 |