最終更新日 2025/09/30

トンネル地質DXシステム 10015046

M1040 鉄建建設(株)

「トンネル地質DXシステム」は、地質状況や切羽亀裂の的確な把握による安全性向上、切羽観察作業の補助、および情報の「見える化(可視化)」を目的として開発しており、AIを用いて切羽観察を補助する「トンネル切羽評価AIシステム」と、切刃の亀裂を解析し危険個所を抽出する「3次元トンネル切羽亀裂解析システム」の2つで構成されています。

トンネル切羽評価AIシステムのイメージ トンネル切羽評価AIシステムのイメージ
3次元トンネル切羽亀裂解析システムのイメージ 3次元トンネル切羽亀裂解析システムのイメージ
技術の概要・特徴 「トンネル地質DXシステム」は、地質状況や切羽亀裂の的確な把握による安全性向上、切羽観察作業の補助、および情報の「見える化(可視化)」を目的として開発しており、AIを用いて切羽観察を補助する「トンネル切羽評価AIシステム」と、切刃の亀裂を解析し危険個所を抽出する「3次元トンネル切羽亀裂解析システム」の2つで構成されています。
技術の仕様 トンネル切羽評価AIシステム:IOSアプリに切羽写真とサーモ画像を入力し、AI判定することで、切羽評価区分と支保パターンを判定する。

3次元トンネル切羽亀裂解析システム:動画から取得した切羽面の亀裂を解析し、亀裂面の向きの分布を向きごとに色付けしたピーク図や、肌落ちしやすい箇所を解析し、色付けした危険箇所図を出力するシステムです。
開発方法 現在、少子高齢化による熟練技術者の減少や、切羽肌落ち災害の防止のため遠方からの肉眼観察となり、詳細な確認が困難な状況にある。そこで、切羽観察・評価の業務を変革するため、地質状況や切羽亀裂の的確な把握による安全性向上、切羽観察作業の補助および地質情報の「見える化」を目的として、個別に開発していたシステムを統合し「トンネル地質DXシステム」として開発するに至った。
特許情報 特開2025-098648 特開2025-117060
現場適用条件 自立した切羽面であること
採用実績 自社の現場で数件試行
単独開発/共同開発 共同開発

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