最終更新日
2025/09/29
CO2吸収材を用いたカーボンネガティブコンクリート 10015010
H1105 西松建設
本コンクリートは、大気中のCO2 を吸収した特殊材を混和させ、コンクリートに固定化させるとともに、製鉄所の副産物である⾼炉スラグ微粉末をセメントの代替原料として多量に用いたコンクリートです。一般的なコンクリートと同等の強度を確保しつつ、CO2排出量がマイナスとなるカーボンネガティブコンクリートです。
なお、CO2吸収材としては、アサヒ飲料株式会社が開発した「CO2を食べる自販機」から提供を受けたCO2吸収材(副産物由来の炭酸カルシウムを主成分としたキュウシュウザイ)を用いています。
技術の概要・特徴 |
本コンクリートは、大気中のCO2 を吸収した特殊材を混和させ、コンクリートに固定化させるとともに、製鉄所の副産物である⾼炉スラグ微粉末をセメントの代替原料として多量に用いたコンクリートです。一般的なコンクリートと同等の強度を確保しつつ、CO2排出量がマイナスとなるカーボンネガティブコンクリートです。 なお、CO2吸収材としては、アサヒ飲料株式会社が開発した「CO2を食べる自販機」から提供を受けたCO2吸収材(副産物由来の炭酸カルシウムを主成分としたキュウシュウザイ)を用いています。 |
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技術の仕様 |
◆配合例: ・水粉体比(W/P):28% ・水:175kg/m3 ・早強ポルトランドセメント:37kg/m3 ・高炉スラグ微粉末:338kg/m3 ・CO2吸収材:250kf/m3 ・細骨材(砂):515kg/m3 ・粗骨材(砕石):935kg/m3 ◆最大強度 ・60N/mm2(標準養生28日)(通常のコンクリートと同様の強度発現性を示す) |
特許情報 | - |
現場適用条件 | - |
採用実績 | - |
単独開発/共同開発 | 共同開発 |
製品URL | https://www.nishimatsu.co.jp/news/2025/co2_1.html |
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会社・部署(担当) |
西松建設
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