最終更新日
2025/09/29
低炭素型の吹付けコンクリート 10015003
H1009 大林組
山岳トンネルの吹付けコンクリートで、Nセメントに代え、高炉セメントB種(BBセメント)や高炉スラグ微粉末、フライアッシュ等を用いて、CO2排出量を大幅に削減しました。初期強度の発現や材齢28日における圧縮強度等は、Nセメントを用いたこれまでの吹付けコンクリートと同等です。
カーボンニュートラルの実現に貢献します。
技術の概要・特徴 |
山岳トンネルの吹付けコンクリートで、Nセメントに代え、高炉セメントB種(BBセメント)や高炉スラグ微粉末、フライアッシュ等を用いて、CO2排出量を大幅に削減しました。初期強度の発現や材齢28日における圧縮強度等は、Nセメントを用いたこれまでの吹付けコンクリートと同等です。 カーボンニュートラルの実現に貢献します。 |
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技術の仕様 |
■山岳トンネル工事のCO2排出量を大幅に削減 ・BBセメントへの変更により、CO2排出量を約43%削減します。吹付けコンクリート数量10万m3あたり、CO2排出量を約1.1万t削減できます。 ■品質と施工性は同等 ・初期強度の発現や長期圧縮強度は、Nセメントの吹付けコンクリートと同等で、各発注機関の基準値を満たしています。 ・リバウンドや粉塵濃度は、Nセメントの吹付けコンクリートと同等で、施工性も良好です。 ■高い耐久性 ・BBセメントを用いても,収縮特性(長さ変化)はNセメントと同等です。 ・BBセメントの使用は、アルカリシリカ反応の抑制や酸性地山におけるコンクリートの耐久性確保に効果的です。 |
特許情報 | - |
現場適用条件 | 吹付けコンクリートを施工するトンネル |
採用実績 | - |
単独開発/共同開発 | 共同開発 |
■新技術に関するお問い合わせ情報
会社・部署(担当) |
大林組
新技術一覧
土木本部生産技術本部トンネル技術部 金子 芳子 |
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住所 |
〒108-8502 東京都港区港南2-15-2 品川インターシティB棟 |
TEL | 03-5769-1111 |