最終更新日 2025/09/29

力触覚技術「リアルハプティクス®」による 自動火薬装填システム 10014998

H1009 大林組

大型重機に自動火薬装填システムを搭載し、切羽から離れたオペレータ室でリモコンロボットを操作し、火薬の装填、結線を行うシステムです。接触情報を双方向に伝送できる「リアルハプティクス」技術を用いることで、遠隔地でもまるで切羽で作業しているような感覚で装薬作業が可能です。また、遠隔装填時のデータを活用することで、装填作業の自動化も図れます。さらに、カメラや計測機を利用して検知した孔への装填ロボット自動誘導により装填作業を自律化し,最終的には複数の現場で得られたデータを蓄積、AIにより解析することで、完全自律化を目指します。

自動火薬装填・結線システムイメージ 自動火薬装填・結線システムイメージ
技術の概要・特徴 大型重機に自動火薬装填システムを搭載し、切羽から離れたオペレータ室でリモコンロボットを操作し、火薬の装填、結線を行うシステムです。接触情報を双方向に伝送できる「リアルハプティクス」技術を用いることで、遠隔地でもまるで切羽で作業しているような感覚で装薬作業が可能です。また、遠隔装填時のデータを活用することで、装填作業の自動化も図れます。さらに、カメラや計測機を利用して検知した孔への装填ロボット自動誘導により装填作業を自律化し,最終的には複数の現場で得られたデータを蓄積、AIにより解析することで、完全自律化を目指します。
技術の仕様 ■安全性
・装填ロボットを遠隔操作することで、トンネル切羽から離れた場所での火薬装填作業が可能で切羽災害のリスクが大幅に低減します。
・「リアルハプティクス」技術で、リアルタイムに力触覚を再現し、遠隔地でも熟練作業員の正確さで安全な装薬が可能です。
■生産性
・遠隔装填時の装填ロボットやリモコン側の操作データを活用し作業者の動作を再現することで、火薬装填の自動化も可能になり、作業を効率化し生産性が向上します。
特許情報 特開2024-079428
現場適用条件 開発中(実施工不可)
採用実績 -
単独開発/共同開発 共同開発
製品URL https://www.obayashi.co.jp/news/detail/news20241202_1.html

新技術に関するお問い合わせ情報
会社・部署(担当) 大林組  新技術一覧
 土木本部生産技術本部トンネル技術部 金子 芳子
住所 〒108-8502
 東京都港区港南2-15-2
 品川インターシティB棟
TEL 03-5769-1111