最終更新日 2025/09/29

橋梁主桁下の移動足場「ムーバルデッキ®」 10014970

H1009 大林組

『ムーバルデッキ』は、橋梁リニューアル工事に必要な吊り足場設置・解体時の端部の開口部を排除することで、吊り足場を安全かつ効率的に設置・解体することができる移動足場です。
ムーバルデッキは移動機構と作業床で構成されています。移動機構には橋桁の下フランジを把持(はじ)し、装置全体を安全にぶら下げ、支持する2種類のアームがあります。荷重を支持するアームを交互に入れ替え、スライドすることで、橋梁下面を尺取り虫方式で自走します。
ムーバルデッキは単体で橋梁下面の作業足場としても使用できます。作業箇所が点在する橋梁点検・補修工事等に用いることで、橋梁点検車等での施工に比べ、コスト削減、社会的影響の低減が可能です。

懸垂式移動足場「ムーバルデッキ」 懸垂式移動足場「ムーバルデッキ」
従来の吊り足場設置作業とムーバルデッキ 従来の吊り足場設置作業とムーバルデッキ
ムーバルデッキの主要構造 ムーバルデッキの主要構造
技術の概要・特徴 『ムーバルデッキ』は、橋梁リニューアル工事に必要な吊り足場設置・解体時の端部の開口部を排除することで、吊り足場を安全かつ効率的に設置・解体することができる移動足場です。
ムーバルデッキは移動機構と作業床で構成されています。移動機構には橋桁の下フランジを把持(はじ)し、装置全体を安全にぶら下げ、支持する2種類のアームがあります。荷重を支持するアームを交互に入れ替え、スライドすることで、橋梁下面を尺取り虫方式で自走します。
ムーバルデッキは単体で橋梁下面の作業足場としても使用できます。作業箇所が点在する橋梁点検・補修工事等に用いることで、橋梁点検車等での施工に比べ、コスト削減、社会的影響の低減が可能です。
技術の仕様 ■安全性、施工性の向上
●ムーバルデッキを常に吊り足場にラップした状態で作業することで、吊り足場端部の開口が無くなり、安全性を確保できます。
●「ムーバルデッキ」と「設置済み吊り足場」の両側から作業ができるため、吊り足場設置・撤去作業の施工性が向上します。

■車線規制不要
●ムーバルデッキは、橋面下を自走するため、橋梁点検車などに必要な橋面上の車線規制が不要です。
特許情報 出願中 3件
現場適用条件 -
採用実績 中央自動車道(特定更新等)松ケ平第1橋床版取替工事 他2件
単独開発/共同開発 共同開発
製品URL https://www.obayashi.co.jp/solution_technology/detail/tech_d284.html

新技術に関するお問い合わせ情報
会社・部署(担当) 大林組  新技術一覧
 土木本部大規模更新プロジェクト室 佐藤 聖司
住所 〒108-8502
 東京都港区港南2-15-2
 品川インターシティB棟
TEL 03-5769-1306