最終更新日 2025/09/30

Reライニング工法 10014895

J1014 株式会社鴻池組

トンネルを供用しながら老朽化した覆工コンクリートを、内空断面を縮小せずにリニューアルする技術です。移動式プロテクタの内側に一般車を通行させながら、上部で切削機を使用して既設覆工コンクリートを15~30cmの厚さで切削除去した後、切削した部分に覆工セントルを使用して内巻き覆工コンクリートを構築します。これにより、大規模なトンネル覆工コンクリートの打替えや補強を安全かつ高速に行えます。

Reライニング工法 システム概要 Reライニング工法 システム概要
切削部 切削部
内巻き部 内巻き部
Reライニング工法 紹介動画
技術の概要・特徴 トンネルを供用しながら老朽化した覆工コンクリートを、内空断面を縮小せずにリニューアルする技術です。移動式プロテクタの内側に一般車を通行させながら、上部で切削機を使用して既設覆工コンクリートを15~30cmの厚さで切削除去した後、切削した部分に覆工セントルを使用して内巻き覆工コンクリートを構築します。これにより、大規模なトンネル覆工コンクリートの打替えや補強を安全かつ高速に行えます。
技術の仕様 システム構成:
間仕切り装置・移動式プロテクタ・集じん装置・切削機・前処理台車・覆工セントル・設備復旧台車
特許情報 登録済み
現場適用条件 ●既設トンネルの延長、線形、勾配
 ・経済性の観点から3000m程度以下の延長
 ・トンネルの平面線形:最小曲率半径 R=300m以上
 ・トンネル縦断勾配: ±3%程度以下
 ・トンネル横断勾配: ±3%程度以下

●既設トンネルの断面規模
既設トンネルの構造 プロテクタ内の高さ 上半断面半径
NATM        4.5m       5.3~5.9m
           4.0m       4.8~5.9m
矢板工法       4.5m       4.95~5.6m
           4.0m       4.7~5.6m
採用実績 一般社団法人日本建設機械施工協会 施工技術総合研究所(静岡県富士市)に設置した模擬トンネルにて切削機の実証試験を実施(2025/2/21 ニュースリリース)
単独開発/共同開発 共同開発
製品URL https://www.konoike.co.jp/solution/detail/003200.html

新技術に関するお問い合わせ情報
会社・部署(担当) 株式会社鴻池組  新技術一覧
 技術戦略部 若林 宏彰
住所 〒541-0057
 大阪府大阪市中央区
 北久宝寺町
TEL 06-6245-6564