最終更新日 2025/09/29

センターブロック 10014881

H1131 日本ヒューム株式会社

センターブロックは、暫定二車線道路の正面衝突事故を防止する、施工性に優れた車線区画柵です。
鉄筋コンクリート製の壁部材を、継手により縦断方向に連結して一体性を持たせ、鋼板を介して舗装面に設置する構造となっております。一体に連結した柵の自重と、継手の適度な変形によって車両のはみ出しを抑制します。

センターブロックの施工例1 センターブロックの施工例1
センターブロックの施工例2 センターブロックの施工例2
技術の概要・特徴 センターブロックは、暫定二車線道路の正面衝突事故を防止する、施工性に優れた車線区画柵です。
鉄筋コンクリート製の壁部材を、継手により縦断方向に連結して一体性を持たせ、鋼板を介して舗装面に設置する構造となっております。一体に連結した柵の自重と、継手の適度な変形によって車両のはみ出しを抑制します。
技術の仕様 センターブロックは、以下の特徴がございます。
①一体に連結した柵の自重と底面に取り付けたアンチスキッド鋼板の摩擦抵抗により、車両のはみ出しを抑制します。
②ハンドリフト等の簡易な道具で、人力にて開口部が設置可能です。
③壁部材の天端幅は10~12cm、下端幅は20cmで狭小幅に設置可能です。
④柵の高さが約60cmで、見通しやすく運転者に圧迫感を与えにくくなっております。
⑤路面に置くだけの施工方法なので、床版・中央排水工を傷めません。
⑥路面に置くだけの施工方法なので、施工性に優れております。
⑦継手部で車両の衝撃を吸収するため、壁部材は大きな損傷を受けません。
⑧部材同士の連結によって、車両を急停止せず誘導しやすい構造となっております。
特許情報 特許出願中
現場適用条件 暫定二車線道路の長大橋、およびトンネル区間
採用実績 2021年~、設置延長14.7km(試行設置として)
単独開発/共同開発 共同開発:NEXCO3社、プレキャスト・ガードフェンス協会

新技術に関するお問い合わせ情報
会社・部署(担当) 日本ヒューム株式会社  新技術一覧
 関東・東北支社営業部 山下聡史
住所 〒105--000
 東京都港区新橋
 5-33-11
TEL 03-3433-4122