最終更新日 2025/10/08

CO2を吸収・固定するCPコンクリート 10014873

H1126 株式会社安藤・間

CPコンクリートは、これまで産業廃棄物となっていた材料にCO2を固定させ、資源循環とCO2固定量の最大化を両立したコンクリートです。
主な適用先としては、駐車場や道路への舗装を第一とし、さらに建築・土木構造物、プレキャストコンクリートへの社会実装を目指します。

CPコンクリート CPコンクリート
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技術の概要・特徴 CPコンクリートは、これまで産業廃棄物となっていた材料にCO2を固定させ、資源循環とCO2固定量の最大化を両立したコンクリートです。
主な適用先としては、駐車場や道路への舗装を第一とし、さらに建築・土木構造物、プレキャストコンクリートへの社会実装を目指します。
技術の仕様 CPコンクリートは、コンクリート由来の産業廃棄物であるスラッジ水やスラッジケーキ、現場で使用されずに生コン工場に戻ってくる戻りコンクリート、コンクリート構造物の解体現場から排出されるコンクリートガラに、清掃工場やバイオマス発電所等から排出されるCO2を固定させる技術です。
新たな価値を付与したリサイクル材料としてコンクリート産業の廃棄物を、生コンクリートに水平リサイクルし、打設後の養生時にもCO2を固定させることができます。
1m3あたり120~160㎏程度のCO2の固定を目標としています。
特許情報 -
現場適用条件 -
採用実績 ●大阪・関西万博での試験施工
「未来の都市」パビリオン周囲の外構の舗装と、屋内外のベンチや床板ブロックにCPコンクリートを施工
●LAGO 大津での試験施工
滋賀県発祥の和菓子の老舗、たねやが運営する滋賀県大津市の店舗の園路と駐車場の一部にCPコンクリートを使用。
日本初のCPポーラスコンクリート舗装。
単独開発/共同開発 15の企業、組合、研究機関、大学で形成されたCPコンクリートコンソーシアムで開発
製品URL https://carbon-pool.com/

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会社・部署(担当) 株式会社安藤・間  新技術一覧
 技術研究所 脱炭素技術開発部 白岩
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