最終更新日
2025/09/19
スライドジョイント壁高欄 10014695
H1152 株式会社熊谷組
スライドジョイント壁高欄は、床版とプレキャスト壁高欄(以下、PCa 壁高欄)の接合にループ状鉄筋、PCa壁高欄同士の連結に鋼管継手を使用したフロリダ型(種別 SB)のPCa壁高欄です。
床版に設置するPCa 壁高欄は、車両衝突時の大きな荷重に十分耐えられる構造とするため、床版とPCa壁高欄、PCa壁高欄同士を一体化する必要があります。
従来の工法では、床版とPCa 壁高欄、PCa 壁高欄同士の一体化について、部材の連結や緊結にボルトやPC 鋼より線を用いるなど比較的高価な材料を用いており、またその連結や緊結作業などの現場作業が増え、急速施工ができないことが課題となっていました。そこで、比較的安価で一般的な素材を組み合わせながら、施工性に優れるPCa 壁高欄の開発を目指しました。
技術の概要・特徴 |
スライドジョイント壁高欄は、床版とプレキャスト壁高欄(以下、PCa 壁高欄)の接合にループ状鉄筋、PCa壁高欄同士の連結に鋼管継手を使用したフロリダ型(種別 SB)のPCa壁高欄です。 床版に設置するPCa 壁高欄は、車両衝突時の大きな荷重に十分耐えられる構造とするため、床版とPCa壁高欄、PCa壁高欄同士を一体化する必要があります。 従来の工法では、床版とPCa 壁高欄、PCa 壁高欄同士の一体化について、部材の連結や緊結にボルトやPC 鋼より線を用いるなど比較的高価な材料を用いており、またその連結や緊結作業などの現場作業が増え、急速施工ができないことが課題となっていました。そこで、比較的安価で一般的な素材を組み合わせながら、施工性に優れるPCa 壁高欄の開発を目指しました。 |
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技術の仕様 |
主な構成要素は、①PCa壁高欄本体、②通信管路、③接合用鋼管、④床版接合用鉄筋、⑤定着用箱抜部と、接合部に充填する無収縮モルタルで構成されています。 設置は、①壁高欄の吊り下ろし、②設置位置確認、③壁高欄の横スライド、④連結鋼管の接合確認、⑤各連結部、無収縮モルタル注入の工程です。 ●PCa壁高欄同士の連結に鋼管継手を採用、PCa壁高欄端面がフラット形状でもせん断キーの効果が得られます。 ●工程数が少なくなることで、道路開放を早くすることができるだけでなく、昨今の働き方改革により求められている4週8閉所や土日閉所を実現することができます。 |
特許情報 | - |
現場適用条件 | - |
採用実績 | - |
単独開発/共同開発 | (株)熊谷組とベルテクス(株)で共同開発との共同開発 |
製品URL | https://www.kumagaigumi.co.jp/news/2024/pr-20240920-003613.html |
■新技術に関するお問い合わせ情報
会社・部署(担当) |
株式会社熊谷組
新技術一覧
土木事業本部土木技術統括部橋梁イノベーション事業部 鬟谷 亮太 |
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住所 |
〒162-8557 東京都新宿区津久戸町 2-1 |
TEL | - |