最終更新日 2025/09/02

機械式定着筋 フリップバー 10014679

K1005 株式会社伊藤製鐵所

鉄筋の端部に円形プレートを摩擦圧接した機械式鉄筋定着工法であり、せん断補強鉄筋や中間帯鉄筋の標準フックの代替として使用が可能です。
曲げ加工を施した鉄筋は、すでに配筋された軸方向鉄筋や帯鉄筋の間に組み込むことが困難な場合がありますが、フリップバーなら狭いスペースでもそのまま挿入・設置が可能で、配筋作業を容易にします。
その結果、施工性が向上するだけでなく、工程の簡素化や組み立て時間の短縮にもつながります。
さらに、鉄筋使用量の削減にも貢献し、トータルコストの低減が実現できます。

フリップバー フリップバー
技術の概要・特徴 鉄筋の端部に円形プレートを摩擦圧接した機械式鉄筋定着工法であり、せん断補強鉄筋や中間帯鉄筋の標準フックの代替として使用が可能です。
曲げ加工を施した鉄筋は、すでに配筋された軸方向鉄筋や帯鉄筋の間に組み込むことが困難な場合がありますが、フリップバーなら狭いスペースでもそのまま挿入・設置が可能で、配筋作業を容易にします。
その結果、施工性が向上するだけでなく、工程の簡素化や組み立て時間の短縮にもつながります。
さらに、鉄筋使用量の削減にも貢献し、トータルコストの低減が実現できます。
技術の仕様 ①使用材料
・JIS G 3112に適合する異形鉄筋(SD295~SD490、D13~D51)
・原則として設計基準強度24~60N/mm2のコンクリートに用いる
②使用範囲
・スターラップおよび中間帯鉄筋
販売開始 2010年~
特許情報 -
登録状況 NETIS登録:KT-120001-VE(掲載終了)
(一財)土木研究センター:建設技術審査証明報告書(建技審証 第0903号) プレートを摩擦圧接した機械式定着鉄筋「フリップバー」
東京都建設局新技術評価選定品『新技術情報データベース』(掲載期間終了)
現場適用条件 ・柱状、梁状構造物の外周鉄筋は適用外
・フリップバーの定着具は、直接に拘束する鉄筋(被拘束鉄筋)に掛かっていることを原則とする。
・被拘束鉄筋からなる平面に垂直に配置することを原則とする。
・フリップバーの母材鉄筋の直径は、被拘束鉄筋の直径の1/2.5以上としなければならない。
採用実績 (仮称)東北自動車道 大六天橋耐震補強工事(NEXCO東日本)

その他、東北地方整備局・県、市町村などの下部工、上部工
納入件数:397件、納入本数:1,121,531本(販売開始~2022年度)
単独開発/共同開発 単独開発
製品URL https://www.onicon.co.jp/products/onihead/

新技術に関するお問い合わせ情報
会社・部署(担当) 株式会社伊藤製鐵所  新技術一覧
 技術開発部 野田 貴之
住所 〒101--005
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FAX 03-5577-4932