最終更新日
2025/10/07
コンクリート締固めAI 10014621
H1138 五洋建設株式会社
バイブレータによるコンクリートの締固めは、余分な気泡を除去してジャンカなどの初期欠陥を防ぐ一方で、締固め時間が長くなり過ぎると材料分離を生じ品質低下を引き起こします。従来、締固めは熟練の作業員や管理者が技量や経験のみで締固めの位置や時間を管理することが一般的でした。
本技術は画像認識AIによりバイブレータを自動検出して締固め位置と時間を可視化し、締固めの進捗を定量的に管理することでコンクリートの打込みに伴う初期欠陥を未然に防ぎ、コンクリート構造物の品質向上に寄与するものです。
技術の概要・特徴 |
バイブレータによるコンクリートの締固めは、余分な気泡を除去してジャンカなどの初期欠陥を防ぐ一方で、締固め時間が長くなり過ぎると材料分離を生じ品質低下を引き起こします。従来、締固めは熟練の作業員や管理者が技量や経験のみで締固めの位置や時間を管理することが一般的でした。 本技術は画像認識AIによりバイブレータを自動検出して締固め位置と時間を可視化し、締固めの進捗を定量的に管理することでコンクリートの打込みに伴う初期欠陥を未然に防ぎ、コンクリート構造物の品質向上に寄与するものです。 |
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技術の仕様 |
① 死角なく締固め作業を管理可能 画像認識AIによる検知だけでなく、ICタグでの検知補完により、管理の抜けを防止し、確実な管理を実現します。 ② 締固め管理の省力化が可能 スマホ・ICタグ認識センサ・管理用PCのみの構成なので設置が容易で、PC画面で施工範囲全体の進捗を確認できるため、少ない監督員で打込み範囲の締固め管理を準備・運用できます。 ③ 効率よく品質確保可能 PC上での可視化により、締固め不足が生じることを防ぎ、コンクリートの品質を確保できます。 |
特許情報 | - |
現場適用条件 | - |
採用実績 |
・東北自動車道 原瀬川橋床版取替工事(NEXCO東日本 2024) ・東北自動車道 安達太良川橋版取替工事(NEXCO東日本 ※施工中) |
単独開発/共同開発 | 共同開発 |
■新技術に関するお問い合わせ情報
会社・部署(担当) |
五洋建設株式会社
新技術一覧
技術研究所 土木技術開発部 土木材料グループ 酒井 貴洋 |
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住所 |
〒329-2746 栃木県那須塩原市四区町 1534-1 |
TEL | 0287-39-2105 |
FAX | 0287-39-2131 |