最終更新日
2024/09/13
高周波誘導加熱法を用いた新工法「KMリベット工法」 10014485
H1010 川田工業株式会社
熟練を要するコークスと火床を用いた従来加熱法に対し、瞬時にリベットを高温まで加熱、施工用機材一式もユニット化することで、スピーディーなリベット施工を可能にしました。この新工法では、施工用機材を積み込んだ4tユニック車で現地付近に進入し、取替えが必要なリベットの直近に加熱コイルを配置できます。このため、コークス火力でのリベット焼きや、焼いたリベットの施工箇所への投げ渡しが不要になり、従来工法に比べ作業の効率と安全性を大幅に高められます。
●「スピーディーな施工」:
高周波誘導加熱法により、瞬時に均等な加熱ができ、数秒で打設可能な温度になります。
●「優れた安全性」:
最大40mの延長ケーブルを使用することで、リベット打設する間近での加熱が可能で、コークスの火床や高温リベットの投げ渡しが必要なくなることから、火災の危険性が極めて少なくなります。
●「作業を標準化」:
予め高周波誘導加熱機にて加熱条件を設定し、スイッチひとつで操作できることから、リベットの加熱に関する熟練工の知識と経験が不要となります。
●「施工用機材のユニット化」:
発電機、コンプレッサー、高周波電源、冷却装置、加熱コイルを4tユニック車へ登載してユニット化し、現場搬入し易いシステムとしています。
技術の概要・特徴 |
熟練を要するコークスと火床を用いた従来加熱法に対し、瞬時にリベットを高温まで加熱、施工用機材一式もユニット化することで、スピーディーなリベット施工を可能にしました。この新工法では、施工用機材を積み込んだ4tユニック車で現地付近に進入し、取替えが必要なリベットの直近に加熱コイルを配置できます。このため、コークス火力でのリベット焼きや、焼いたリベットの施工箇所への投げ渡しが不要になり、従来工法に比べ作業の効率と安全性を大幅に高められます。 ●「スピーディーな施工」: 高周波誘導加熱法により、瞬時に均等な加熱ができ、数秒で打設可能な温度になります。 ●「優れた安全性」: 最大40mの延長ケーブルを使用することで、リベット打設する間近での加熱が可能で、コークスの火床や高温リベットの投げ渡しが必要なくなることから、火災の危険性が極めて少なくなります。 ●「作業を標準化」: 予め高周波誘導加熱機にて加熱条件を設定し、スイッチひとつで操作できることから、リベットの加熱に関する熟練工の知識と経験が不要となります。 ●「施工用機材のユニット化」: 発電機、コンプレッサー、高周波電源、冷却装置、加熱コイルを4tユニック車へ登載してユニット化し、現場搬入し易いシステムとしています。 |
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技術の仕様 | |
特許情報 | 特許第6897940号 |
■新技術に関するお問い合わせ情報
会社・部署(担当) |
川田工業株式会社
新技術一覧
橋梁事業部 開発部 長坂康史 |
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