最終更新日 2025/10/07

シーコーム工法 10014427

H1138 五洋建設株式会社

“シーコーム(SeaComb)工法”は複合構造を用いた臨港道路橋脚の構築工法です。ウェブにスタッドを溶接したI形鋼材を芯材とし、橋脚部では主鉄筋の代替材料、頂版部ではI形鋼材をユニット化して構築します。I形鋼材の使用による主鋼材の本数削減と鋼材のユニット化により、工期短縮および省力化を図ることが可能です。

シーコーム工法の特徴 シーコーム工法の特徴
橋脚部 橋脚部
頂版部 頂版部
技術の概要・特徴 “シーコーム(SeaComb)工法”は複合構造を用いた臨港道路橋脚の構築工法です。ウェブにスタッドを溶接したI形鋼材を芯材とし、橋脚部では主鉄筋の代替材料、頂版部ではI形鋼材をユニット化して構築します。I形鋼材の使用による主鋼材の本数削減と鋼材のユニット化により、工期短縮および省力化を図ることが可能です。
技術の仕様 【橋脚部】
 橋脚軸方向にI形鋼材を使用する。型枠には、埋設型枠を使用する。
【頂版部】
 橋軸方向または橋軸直角方向のいずれかにI形鋼材を使用する。もう一方向には鉄筋を使用する。頂版部の鋼材はユニット化した上で施工する。
【橋脚部に使用するI形鋼材】
 I形鋼材のウェブにスタッドを溶接したものを使用する。
【頂版部に使用するI形鋼材】
 I形鋼材のウェブにスタッドを溶接し、さらに孔をあけたものを使用する。
特許情報 特許第7672095号
登録状況 港湾関連民間技術の確認審査・評価証(第23004号) 取得
現場適用条件 橋脚形式:壁式・柱式橋脚、ラーメン橋脚
I形鋼材:通常のI形鋼およびH形鋼の使用が可能で、一般に生産される範囲において利用可能。
本工法は、橋脚部のみへの適用、あるいは頂版部のみへの適用も可能。
採用実績 -
単独開発/共同開発 共同開発
製品URL https://www.penta-ocean.co.jp/business/tech/civil/oceanic/seacomb.html

新技術に関するお問い合わせ情報
会社・部署(担当) 五洋建設株式会社  新技術一覧
 技術研究所 土木技術開発部 耐震構造グループ 宇野 州彦
住所 〒329-2746
 栃木県那須塩原市四区町
 1534-1
TEL 0287-39-2109
FAX 0287-39-2131