最終更新日 2024/09/10

自律走行型ブラストロボットシステム 10014262

M1073 久保田塗装(株)

本技術は、足場内に設置したレール上を、ロボットが自律走行し自動でブラスト処理する工法。従来、大量の粉塵が飛散する中を、人的な1種ケレン(ブラスト工法)作業で対応し、塗膜剥離剤による塗膜除去作業を必要とするという課題があった。
本技術により、塗膜剥離剤による塗膜除去作業がなくなるため、労働環境が改善し、工程の短縮及び施工性、安全性の向上を図ることができる。

自律走行型ブラストロボットシステム 自律走行型ブラストロボットシステム
F1014 F1014
F1509 F1509
技術の概要・特徴 本技術は、足場内に設置したレール上を、ロボットが自律走行し自動でブラスト処理する工法。従来、大量の粉塵が飛散する中を、人的な1種ケレン(ブラスト工法)作業で対応し、塗膜剥離剤による塗膜除去作業を必要とするという課題があった。
本技術により、塗膜剥離剤による塗膜除去作業がなくなるため、労働環境が改善し、工程の短縮及び施工性、安全性の向上を図ることができる。
技術の仕様 ※詳細はNETISをご覧ください。
●走行用レール:2本の平行アルミ菅
●ロボット:台車と安全性の高い協働型アーム型ロボットによる構成
●教示方法:施工範囲の4点の座標を、ロボットアームを手に取って登録
●電力:200V
特許情報 特開2023-57056(ブラストロボットシステム、及びブラスト加工方法)
登録状況 出願中
現場適用条件 ■適用条件
①自然条件
・周囲温度0~45度、湿度75%以下(結露しないこと)であること
②現場条件
・ロボットの設置・移動スペースとして幅0.7mと進行方向に障害が無いこと
・200Vの動力用の電源が必要です
③技術提供可能地域
・技術提供地域については制限なし
④関連法令等
労働安安全衛生規則
・第150条の3(教示に関する規則)
・第150条の4(運転中の危険防止に関する規則)
・第150条の5(検査に関する規則)
・第151条(点検に関する規則)

■適用範囲
①適用可能な範囲
・鋼構造物の塗替え塗装1種ケレン。
②特に効果の高い適用範囲
・施工場所が密閉された足場内。
③適用できない範囲
・鋼構造物の塗替え塗装1種ケレン以外。

■留意事項
①設計時
・足場上ではロボットが作動する空間が必要である。
・足場の床面は、平坦で隙間が無いこと
・ロボットを搬入・搬出できる足場工、登り桟橋工を仮設する必要がある
・雨天等が予想される場合の保管方法を検討する。(水の侵入を防止できる仮置き場を設けたり、ロボット及び架台をシートで囲う等の考慮が必要である。)
・200Vの動力用の電源が必要です
②施工時
・事前に試験施工を行い1種ケレンの程度を発注者監督員の承諾を得る
・研削材を噴出する前にロボットの動作確認を行う
・200Vの動力用の電源が必要です
③維持管理時
・3ヶ月毎の定期点検(バッテリー、部品交換など)を行う。3ヶ月に満たない現場では、1現場毎に点検・清掃を行う
開発時期 2022年より開発着手
単独開発/共同開発 株式会社フルセイルソリューションズとの共同開発
製品URL https://www.netis.mlit.go.jp/netis/pubsearch/details?regNo=KK-240012

新技術に関するお問い合わせ情報
会社・部署(担当) 久保田塗装(株)  新技術一覧
 静岡支店 中西 健
住所 〒112-0013
 東京都文京区音羽
 1-27-13
TEL 03-6912-0406
FAX --