最終更新日
2024/09/05
T-eConcrete®/ Carbon-Recycle 10014201
H1097 大成建設株式会社・大成ロテック株式会社
環境配慮コンクリート「T-eConcrete®」のラインナップを充実し、資源の有効利用と脱炭素化を実現
2050年のカーボンニュートラルを実現するため、CO2を資源として回収し有効利用することで、CO2排出量を抑制する「カーボンリサイクル」への取り組みが進んでいます。
大成建設は、さまざまなタイプの環境に配慮したコンクリート「T-eConcrete®」を開発し、資源の有効利用と脱炭素化に取り組んでいます。
今後、当社は、環境分野のフロントランナーを目指し、“未来を創る”コンクリートの適用実績を重ね、カーボンニュートラルへの取り組みを加速させていきます。
製造状況
技術の概要・特徴 |
環境配慮コンクリート「T-eConcrete®」のラインナップを充実し、資源の有効利用と脱炭素化を実現 2050年のカーボンニュートラルを実現するため、CO2を資源として回収し有効利用することで、CO2排出量を抑制する「カーボンリサイクル」への取り組みが進んでいます。 大成建設は、さまざまなタイプの環境に配慮したコンクリート「T-eConcrete®」を開発し、資源の有効利用と脱炭素化に取り組んでいます。 今後、当社は、環境分野のフロントランナーを目指し、“未来を創る”コンクリートの適用実績を重ね、カーボンニュートラルへの取り組みを加速させていきます。 |
---|---|
技術の仕様 |
T-eConcrete®の特徴・バリエーション T-eConcrete®は、セメントの使用量を抑制し、通常コンクリートと同等の強度、施工性を保持しながら、CO2排出量の削減が可能です。 セメントの代わりに加える産業副産物などの配合状況により、建築基準法対応型、フライアッシュ活用型、セメント・ゼロ型およびCarbon-Recycleの4タイプがあり、目的用途により適切な仕様のコンクリートで対応できます。 建築基準法対応型: セメントを減らし、代わりに高炉スラグ(製鋼から生じる産業副産物)を使用します。 建築基準法に準拠した建物の建設に適しています。 フライアッシュ活用型: セメントを減らし、代わりに高炉スラグとフライアッシュ(石炭灰の一種)を使用します。 石炭火力発電所から生じる産業副産物である石炭灰の有効活用が図れます。 セメント・ゼロ型: セメントを全く使用せず、高炉スラグを特殊な反応剤を用いて固めます。 最大限のCO2排出削減(最大80%)が可能です。 Carbon-Recycle: セメントを全く使用せず、炭酸カルシウムなどCO2を吸収したカーボンリサイクル製品を、高炉スラグと特殊な反応剤を用いて固めます。 コンクリート内部にCO2を固定することにより、CO2排出量(吸収・排出の収支)をマイナスにします。 |
単価情報 | お問い合わせください。 |
採用実績 |
発注者:中日本高速道路株式会社 金沢支社 東海北陸道(4車線化)城端トンネル コンクリート床版にて採用 |
製品URL | https://www.taisei.co.jp/about_us/wn/2021/210329_8091.html |
■新技術に関するお問い合わせ情報
会社・部署(担当) |
大成建設株式会社・大成ロテック株式会社
新技術一覧
技術企画部情報技術室長 片倉 徳男 |
---|---|
住所 |
〒245-0051 神奈川県344-1 344-1 |
TEL | 0458147221 |