最終更新日
2024/09/05
小型中性子源システムを活用した非破壊検査技術 10014161
H1221 中日本高速道路株式会社
NEXCO中日本と理化学研究所は、斜張橋のケーブル定着部内部など目視による点検が困
難な箇所について、腐食など変状の要因となる水分の浸入などを可視化するため、理研小型
中性子源システム(以下、「RANS(ランズ)」)を活用した非破壊検査技術を開発しています。
技術の概要・特徴 |
NEXCO中日本と理化学研究所は、斜張橋のケーブル定着部内部など目視による点検が困 難な箇所について、腐食など変状の要因となる水分の浸入などを可視化するため、理研小型 中性子源システム(以下、「RANS(ランズ)」)を活用した非破壊検査技術を開発しています。 |
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技術の仕様 | 中性子を照射し、散乱された中性子を対象物の外側で検出します。水分(水素)が多いと外側で検出される中性子数が増えます。本研究において被覆されたケーブル内の滞水(アクリルロッドによる模擬)を検出(赤い部分)することに成功しました。室内実証実験の成功をもとに、現場での利用に向けた中性子線照射・滞水検出・判定技術の検討開発中です。 |
単独開発/共同開発 | 共同開発 |
■新技術に関するお問い合わせ情報
会社・部署(担当) |
中日本高速道路株式会社
新技術一覧
技術本部 高度技術推進部 技術開発課 三戸隆宜 |
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住所 |
〒460-0000 愛知県名古屋市中区錦2-18-19 三井住友銀行名古屋ビル |
TEL | 052-222-1620 |