最終更新日
2024/09/04
トンネル覆工急速補強工法 「ワンバインドクロス®」 10014140
H1009 大林組
『ワンバインドクロス®』は、高目付2方向炭素繊維シートを使用したコンクリート補強工法です。覆工コンクリート表面にシートを1層施工するだけで従来の2層施工と同等の
補強効果を発揮するため、シート貼付け作業が半減します。本工法は「小片を超えるはく落対策材料」NEXCOトンネル施工管理要領(R5.7)に適合しています。
技術の概要・特徴 |
『ワンバインドクロス®』は、高目付2方向炭素繊維シートを使用したコンクリート補強工法です。覆工コンクリート表面にシートを1層施工するだけで従来の2層施工と同等の 補強効果を発揮するため、シート貼付け作業が半減します。本工法は「小片を超えるはく落対策材料」NEXCOトンネル施工管理要領(R5.7)に適合しています。 |
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技術の仕様 |
■施工効率の向上 ・1層施工で済むためシート貼付け作業が半減 ・シートの大判化(幅500から1000mm)により施工効率が向上 ・使用樹脂量は1.2kg/m2から0.8kg/m2に低減 ・覆工補強工の施工効率が約2.5倍向上 ■工程の短縮 ・補強工程は11工程から8工程に短縮 ・補強工事の工期を約20%短縮し、交通規制期間や規制コストの縮減、ソーシャルロスの低減効果も期待できる ■品質の確保 ・高目付2方向(目付量:経200g/m2、緯200g/m2)かつ、高強度 (引張強度2900N/mm2以上、静弾性係数245±36kN/mm2)の炭素繊維シートにより、1層で従来2層と同等の補強効果を確保 ・繊維交点に設けた含浸孔により、樹脂の含浸性を確保 ・1層施工のため、層間の接着不良が生じない |
単独開発/共同開発 | 共同開発 |
■新技術に関するお問い合わせ情報
会社・部署(担当) |
大林組
新技術一覧
大規模更新プロジェクト室 出口 大輔 |
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住所 |
〒108-8502 東京都港区港南2-15-2 品川インターシティB棟 |