最終更新日
2024/09/05
山岳トンネル統合型掘削管理システム i-NATM® 10013971
H1126 株式会社安藤・間
山岳トンネル統合型掘削管理システム i-NATM®は、山岳トンネル工事の生産性、安全性を大幅に高めることを目的として、ICTを活用して施工技術の高度化や施工情報の集中管理を目指す統合管理プラットフォームです。
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技術の概要・特徴 |
山岳トンネル統合型掘削管理システム i-NATM®は、山岳トンネル工事の生産性、安全性を大幅に高めることを目的として、ICTを活用して施工技術の高度化や施工情報の集中管理を目指す統合管理プラットフォームです。 |
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技術の仕様 |
・ドリルジャンボ遠隔化システム トンネル坑内の中央制御室からドリルジャンボを遠隔操作することで、穿孔作業における切羽での無人化施工を実現します。 装薬孔の穿孔位置や発破後の岩盤形状などの施工データを中央制御室に集約し、CIM上に統合表示して発破を評価します。評価結果にもとづく発破の最適化サイクルを繰り返し行うことで、効率的で無駄の少ない発破作業を実現します。 ・AI切羽画像評価システム 切羽画像から地質をAIで自動評価することで、目視観察による評価のばらつきをなくすとともに、切羽観察業務を省力化します。 岩種別に作成したAI評価モデルを用いることで現場の地質に応じた高精度な評価が可能です。また、画像入力から1分程度で評価結果を出力でき、帳票作成時間を短縮します。 ・あたり検知システム 切羽掘削後の岩盤形状をLiDARで計測して、設計掘削断面から飛び出したあたり箇所を可視化することで、こそく作業の安全性と生産性の向上を実現します。 重機の上部に本システムを搭載して計測を行うことで、従来の作業員による切羽直近でのあたり確認作業を省略できます。また、計測から結果の表示までを運転席内のタブレットで操作できるため、運転手1名でこそく作業が可能になります。 ・トンネル仮設備管理の自動化・遠隔化 トンネル坑内外で稼働する仮設備の各種計測データをクラウドで一元管理・遠隔監視することで、仮設備管理の省人化・省力化を実現します。 |
登録状況 | NETIS取得:KK-240028-A |
■新技術に関するお問い合わせ情報
会社・部署(担当) |
株式会社安藤・間
新技術一覧
土木技術第三部 トンネルGr |
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住所 |
〒105-5736 東京都港区東新橋1-9-1 |
TEL | 03-3575-6129 |