最終更新日
2024/09/05
縦目地構造 10013933
H1100 ピーエス・コンストラクション株式会社
無収縮モルタルを用いた縦目地構造(橋軸直角方向接合部)は、目地幅が小さく、狭隘な施工スペースでも床版架設が可能です。また、床版を橋軸直角方向に多分割することも可能で、施工時の車線運用の自由度が増します。縦目地にはプレストレスを導入するので疲労耐久性能も問題ありません。
また、コンクリートスラブキーのように引寄せ作業も必要ないため、両側の床版を取替えた後、中央の床版を取替えるステップも可能で、車線切り回しの自由度が増し、施工の効率化につながる可能性があります。
技術の概要・特徴 |
無収縮モルタルを用いた縦目地構造(橋軸直角方向接合部)は、目地幅が小さく、狭隘な施工スペースでも床版架設が可能です。また、床版を橋軸直角方向に多分割することも可能で、施工時の車線運用の自由度が増します。縦目地にはプレストレスを導入するので疲労耐久性能も問題ありません。 また、コンクリートスラブキーのように引寄せ作業も必要ないため、両側の床版を取替えた後、中央の床版を取替えるステップも可能で、車線切り回しの自由度が増し、施工の効率化につながる可能性があります。 |
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技術の仕様 |
1.輪荷重走行試験の実施 モルタル目地は、橋軸方向の継手としては一般的に用いられていますが、縦目地に採用された実績は少ないです。そのため、輪荷重走行試験を実施し、縦目地が十分な疲労耐久性を有していることを確認しました 。 また、橋軸直角方向のひび割れが縦目地部と床版部を連続して通っており、プレストレスの影響で一体化が保たれていることも確認できました。 2.その他確認事項 その他、確認事項として、縦目地部に用いる無収縮モルタルを硬化時に振動させ振動下が硬化後のモルタルの品質に及ぼす影響を確認しました。 無収縮モルタル硬化の相対変位緩和治具の室内での施工性確認試験を実施しました 。 |
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会社・部署(担当) |
ピーエス・コンストラクション株式会社
新技術一覧
技術本部技術部 桐川 |
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