最終更新日 2024/09/03

新しい床版取替技術「ESCON TPジョイント」 10013927

M1037 前田建設工業株式会社

高速道路に設置された橋梁の約4割は建設から30年以上が経過し、供用年数の増加に伴う老朽化の進展ならびに厳しい使用環境下で著しい変状が発生している状況にあります。そのため、橋梁の損傷した鉄筋コンクリート床版をより耐久性の高いプレストレスト・コンクリート床版(PC床版)に取り替える工事の需要が高まるとともに、従来工法よりも効率的な床版取替工事を可能とする技術が求められています。
この度、これら課題の解決に向け、機械式定着鉄筋(TPナット)と高強度間詰材(ESCON)を組み合わせた新たな床版継手工法「ESCON TPジョイント」を開発しました。

技術の概要・特徴 高速道路に設置された橋梁の約4割は建設から30年以上が経過し、供用年数の増加に伴う老朽化の進展ならびに厳しい使用環境下で著しい変状が発生している状況にあります。そのため、橋梁の損傷した鉄筋コンクリート床版をより耐久性の高いプレストレスト・コンクリート床版(PC床版)に取り替える工事の需要が高まるとともに、従来工法よりも効率的な床版取替工事を可能とする技術が求められています。
この度、これら課題の解決に向け、機械式定着鉄筋(TPナット)と高強度間詰材(ESCON)を組み合わせた新たな床版継手工法「ESCON TPジョイント」を開発しました。
技術の仕様 ①橋軸方向鉄筋
配筋:D19@150mm
定着体:円形,直径57mm

②間詰め材
材料:ESCON(高強度繊維補強モルタル)
設計基準強度:100N/mm2

③橋軸直角方向鉄筋
配筋:D16,上下2段
販売開始 未定
単価情報 未定
開発方法 要素試験(定着試験,曲げ疲労試験,材料性状確認試験)およびNEXCO試験法442による疲労耐久性試験
特許情報 特許申請中
現場適用条件 PCaPC床版取替工事
開発時期 2022年~2024年
単独開発/共同開発 共同開発

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 土木設計部 針貝 貴浩
住所 〒102-8151
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