最終更新日 2024/09/03

最新ICTを活用した土工・舗装工品質管理システム「AtlasX」 10013860

M1037 前田建設工業株式会社

本システムは、振動ローラ加速度応答法を用いたICT土工品質管理技術「αシステム」(大林組と共同開発)に、幾つかの新機能を追加しシステム化した技術です。αシステム本体のグレードアップを図るとともに,3Dスキャナによる地表面形状(撒き出し厚・転圧時沈下・転圧による圧縮率)の計測、自走式散乱型RIロボットによる面的な含水比計測等,複数データから複合的かつ高精度な品質管理が行えるシステムとなっています。また,取得データはクラウドシステムにDB保存して一元管理するとともに各種分析(ヒートマップ表示、転圧収れん分析、相関分析)が可能となっており,これらのデータをweb上で工事管理者,発注者,設計者(コンサルタント)などが遠隔かつリアルタイムに確認することができます。本システムの導入により,現場締固め品質管理の飛躍的な精緻化と質的向上、現場品質管理業務の生産性向上及び本格的なDX化を目指します。本技術は国土交通省PRISM実証工事(2020・2021年度)で採択されA評価を受けています。

ICT土木舗装工事品質管理システム「AtlasX」 ICT土木舗装工事品質管理システム「AtlasX」
ICT土木舗装工事品質管理システム「AtlasX」 ICT土木舗装工事品質管理システム「AtlasX」
技術の概要・特徴 本システムは、振動ローラ加速度応答法を用いたICT土工品質管理技術「αシステム」(大林組と共同開発)に、幾つかの新機能を追加しシステム化した技術です。αシステム本体のグレードアップを図るとともに,3Dスキャナによる地表面形状(撒き出し厚・転圧時沈下・転圧による圧縮率)の計測、自走式散乱型RIロボットによる面的な含水比計測等,複数データから複合的かつ高精度な品質管理が行えるシステムとなっています。また,取得データはクラウドシステムにDB保存して一元管理するとともに各種分析(ヒートマップ表示、転圧収れん分析、相関分析)が可能となっており,これらのデータをweb上で工事管理者,発注者,設計者(コンサルタント)などが遠隔かつリアルタイムに確認することができます。本システムの導入により,現場締固め品質管理の飛躍的な精緻化と質的向上、現場品質管理業務の生産性向上及び本格的なDX化を目指します。本技術は国土交通省PRISM実証工事(2020・2021年度)で採択されA評価を受けています。
技術の仕様 ①3つのIoT機器(計測機器)
・αシステム
・自走式散乱型RIロボット
・3Dレーザースキャナ
②クラウド管理システム
販売開始 未定
単価情報 NETIS新技術情報システムを参照
開発方法 各機器の要素試験および現場実証試験による検証
特許情報 特開2023-095757 /特開2023-016137
現場適用条件 適用現場の要求に応じて使用機器を選択
・大型土工
・小規模土工
・補強土工、セメント改良土工
・舗装工
採用実績 多数(ex.3~4現場/年:αシステムのみ)
開発時期 2020年~2024年
単独開発/共同開発 共同開発
製品URL https://www.maeda.co.jp/tech_service/detail/newgen_alphasystem.html

新技術に関するお問い合わせ情報
会社・部署(担当) 前田建設工業株式会社  新技術一覧
 土木技術部 津田 啓史
住所 〒102-8151
 東京都千代田区富士見
 2丁目10-2