最終更新日
2024/08/21
地すべり粘土の残留強度試験技術 10013714
M1001 国土防災技術(株)/サンスイ・ナビコ(株)
地すべりの対策工の検討には、すべり面を構成する土の完全軟化強度や残留強度を把握することが不可欠である。特に滑動履歴のある地すべりや、地震によって発生した大規模な地すべりでは精度良く残留強度を求めることが重要である。一般的には文献値を用いることも多いが、上記のような地すべり地では、現場の残留強度を試験機を用いて土質強度を評価し、実測に基づいた対策工の立案が求められる。そこで、当社では「リングせん断試験機」「すべり面せん断試験機」「繰返し一面せん断試験機」等の試験機を複数台所有し、迅速に試験を実施する体制を整備している。
地すべり粘土の残留強度試験技術
技術の概要・特徴 | 地すべりの対策工の検討には、すべり面を構成する土の完全軟化強度や残留強度を把握することが不可欠である。特に滑動履歴のある地すべりや、地震によって発生した大規模な地すべりでは精度良く残留強度を求めることが重要である。一般的には文献値を用いることも多いが、上記のような地すべり地では、現場の残留強度を試験機を用いて土質強度を評価し、実測に基づいた対策工の立案が求められる。そこで、当社では「リングせん断試験機」「すべり面せん断試験機」「繰返し一面せん断試験機」等の試験機を複数台所有し、迅速に試験を実施する体制を整備している。 |
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技術の仕様 |
地すべり地の安定度の検討に不可欠な土の残留強度の算出は、リングせん断試験機や繰返し一面せん断試験機を用いる。リングせん断試験の試験期間については数週間~1か月以上の長期間を要すが、当社は国内トップクラスの保有台数により、迅速な試験体制を整備している。 地すべり地の安定解析を求めるのに特化した試験機を多数保有することから、迅速で多様な土質試験にも対応が可能である。 |
特許情報 | NETIS申請中 |
現場適用条件 |
・改良型リングせん断試験機:地すべり滑動の応答特性の検証が可能。 ・改良型繰返し一面せん断試験機:すべり面を試験時に一致させることが可能。 ・自動制御型繰返し一面せん断試験機:繰返し一面せん断試験の機能に加え、地盤の液状化強度やすべり面の動的評価が可能。 ・単純せん断試験機:すべり面が判然としない地すべりのせん断強度特性の評価が可能。 |
採用実績 | 自治体・民間等:年間10~20件(地すべり業務での機構解析での活用) |
製品URL | https://www.jce.co.jp/technical-topics/#technical02 |
■新技術に関するお問い合わせ情報
会社・部署(担当) |
国土防災技術(株)/サンスイ・ナビコ(株)
新技術一覧
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