最終更新日
2024/09/05
既設構造物の液状化対策技術『CXPグラウト工法』 10013649
M1016 (株)鴻池組
『CXPグラウト工法』は、ダブルパッカ工法(シールグラウト方式)等により複合ポリマー型注入材を砂質地盤に浸透注入し、地盤を固結して液状化を防止する工法です。小型機械による施工のため、既設構造物直下や狭隘地の液状化対策に最適です。
技術の概要・特徴 | 『CXPグラウト工法』は、ダブルパッカ工法(シールグラウト方式)等により複合ポリマー型注入材を砂質地盤に浸透注入し、地盤を固結して液状化を防止する工法です。小型機械による施工のため、既設構造物直下や狭隘地の液状化対策に最適です。 |
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技術の仕様 | 建築物、下部工、堤防、道路、共同溝、空港、岸壁、タンク等の液状化対策、地盤強化および止水対策 |
特許情報 | 特許査定 |
登録状況 |
特許第6916712号 特許第6998729号 |
現場適用条件 |
■既設構造物の液状化対策が可能 ・斜め施工や水平施工等により、既存施設を供用しながら直下の地盤を改良できます。 ■高浸透で長期耐久性を有する注入材 ・高い浸透性を有する溶液型の注入材であり、1箇所あたり直径2~3m程度の改良が可能となります。 ・ゲル構造は劣化要因となる加水分解が発生しないため、長期耐久性に優れています。 ■アルカリ地盤に適用可能 ・従来の水ガラス系注入材では適用困難であったpH9~12程度のアルカリ性地盤でも、安定した改良強度が得られます。 ■シールグラウトによる孔壁防護 ・削孔後に孔内をグラウト材で充填するため(一次注入)、品質低下の要因となる孔壁崩壊を防止できます。 ■工期の短縮 ・養生期間5日で最大強度が発現するため(従来は28日)、配合試験や事後確認試験を含めた全体工期を短縮できます。 ■安全性の確保 ・本注入材は臨海部等の水生生物に影響を及ぼさず、改良土は土壌汚染対策法に適合します。 |
開発時期 | 2017 |
単独開発/共同開発 | 共同開発 |
製品URL | https://www.konoike.co.jp/solution/detail/002322.html |
■新技術に関するお問い合わせ情報
会社・部署(担当) |
(株)鴻池組
新技術一覧
技術戦略部 部長 若林 宏彰 |
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〒541-1-00 大阪府大阪市中央区北久宝寺町3-6-1本町南ガーデンシティ |
TEL | 06-6245-6564 |
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