最終更新日 2024/08/08

蛍光X線分析によるコンクリート塩分濃度調査工法 10013554

M1045 株式会社XMAT

蛍光X線分析法による測定と拡張現実技術による可視化技術の組み合わせにより、コンクリート構造物の塩分濃度において、測定日当日中に塩分濃度の高いエリアを特定することが可能となる。

従来技術と新技術の比較 従来技術と新技術の比較
新しい塩分濃度調査手順 新しい塩分濃度調査手順
橋台における塩分濃度分布(実施例) 橋台における塩分濃度分布(実施例)
技術の概要・特徴 蛍光X線分析法による測定と拡張現実技術による可視化技術の組み合わせにより、コンクリート構造物の塩分濃度において、測定日当日中に塩分濃度の高いエリアを特定することが可能となる。
技術の仕様 [使用機材]
1)ハンドヘルド型蛍光X線分析計(エビデント VANTA、用途:コンクリート塩分測定)
2)ノートパソコン(Windows OSであれば機種は不問、用途:測定データをクラウド上へアップロード)
3)ウェアラブルグラス(Microsoft Hololens 2、用途:測定位置投影、塩分濃度測定データ投影)
販売開始 2023年1月~
単価情報 国土交通省NETIS登録番号:TH-220006を参照
開発方法 以下の役割にて5者での共同開発を実施
・株式会社XMAT:可視化ソフトウェアの開発および点検工法の開発(研究開発代表)
・日本大学工学部:蛍光X線分析法を用いたコンクリート塩分評価方法の立案
・東北大学未来科学技術共同研究センター:測定データの可視化技術の開発
・株式会社エビデント:ハンドヘルド型蛍光X線分析装置に係るアドバイザリー
・株式会社復建技術コンサルタント:点検工法実用化における検証・評価
特許情報 特許出願中(特願2022-158660)
登録状況 国土交通省NETIS登録番号:TH-220006
国土交通省点検支援技術性能カタログ 技術番号:BR010003-V0424
現場適用条件 ①作業スペース・視点の確保の観点から、測定対象面 から1m以上の隔離が必要。
②降雨のない環境での測定が望ましい。
その他特に適用条件無し。
採用実績 ①国土交通省東北地方整備局管理の橋梁・トンネル
②NEXCO東日本東北支社管理の橋梁
開発時期 2019年6月~
単独開発/共同開発 共同開発
製品URL https://xmatcorp.com/infra-inspection/

新技術に関するお問い合わせ情報
会社・部署(担当) 株式会社XMAT  新技術一覧
  面 政也
住所 〒980-0811
 宮城県仙台市青葉区一番町1-15-9
 
TEL 022-765-6109