最終更新日
2025/09/30
JシステムEvolution 10013307
K1098 西日本高速道路エンジニアリング四国株式会社
JシステムEvolutionは赤外線カメラを用いて、変状部と健全部の熱の伝わり方の違いから効率的かつ的確にコンクリートの変状部を抽出するシステムである。昼間は赤外線カメラが熱反射を捉えてしまう問題を解決する手段として、偏光レンズを開発した。偏光フィルタを応用することで、構造物表面の熱反射をカットして構造物本体の熱だけを捉えることができる。最近では、可視カメラと赤外線カメラを一体化したことで可視画像と赤外画像を同一画角で同時に取得できるビルトインタイプも開発している。ビルトインタイプは偏光フィルタを自動回転させることができ、あらゆる角度からの熱反射を自動で除去できる。これにより解析作業の多くが自動化され、構造物点検が大幅に効率化されるとともに、様々な構造物点検に活用されることが期待される。
技術の概要・特徴 | JシステムEvolutionは赤外線カメラを用いて、変状部と健全部の熱の伝わり方の違いから効率的かつ的確にコンクリートの変状部を抽出するシステムである。昼間は赤外線カメラが熱反射を捉えてしまう問題を解決する手段として、偏光レンズを開発した。偏光フィルタを応用することで、構造物表面の熱反射をカットして構造物本体の熱だけを捉えることができる。最近では、可視カメラと赤外線カメラを一体化したことで可視画像と赤外画像を同一画角で同時に取得できるビルトインタイプも開発している。ビルトインタイプは偏光フィルタを自動回転させることができ、あらゆる角度からの熱反射を自動で除去できる。これにより解析作業の多くが自動化され、構造物点検が大幅に効率化されるとともに、様々な構造物点検に活用されることが期待される。 |
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技術の仕様 |
・偏光フィルタタイプ 重量:約8kg ・偏光フィルタビルトインタイプ 重量:約5kg |
販売開始 | 平成22年11月 |
単価情報 | 参考価格(税込) 標準セット約2,500万円~ 偏光レンズ(25㎜)約340万円~ |
特許情報 | 第5070635号、第5140892号他/国際特許 米:8496373 B2他 |
登録状況 |
国土交通省 点検支援技術性能カタログ(橋梁・トンネル)掲載 ・橋種:鋼橋(コンクリート部)・Co橋 ・点検支援技術の分類:非破壊検査技術 ・変状の種類:剥離・鉄筋露出/うき ・検出率:100% |
現場適用条件 |
道路幅員条件:立入可能箇所から対象面の撮影角度30度以上確保できること 周辺条件:撮影箇所から調査対象部位の視通が確保できること 道路規制条件:不要 躯体条件:調査対象部位が湿潤状態でないこと |
採用実績 | 30セット販売(令和7年3月31日時点) |
開発時期 | 平成14年~ |
単独開発/共同開発 | 単独開発 |
製品URL | https://www.w-e-shikoku.co.jp/product/product-366/ |
■新技術に関するお問い合わせ情報
会社・部署(担当) |
西日本高速道路エンジニアリング四国株式会社
新技術一覧
営業部営業企画課 高畑 |
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〒760-0-00 香川県高松市花園町3-1-1 |
TEL | 087-834-1121 |
FAX | 087-834-0150 |