最終更新日 2024/09/04

PC桁拡幅工法「PCワイダー® 」 10012356

H1009 大林組

「PCワイダー」は、PC桁拡幅のための新工法です。①U桁である桁部と床版を分割、②U桁と床版はプレテン鋼材により事前にプレストレスを導入されたプレキャスト部材を採用、③ポステン鋼材による部材の連結はU桁のみで実施、④床版同士および既設床版との連結にはUFCを用いた接合工法(スリムファスナー®)を採用、という4点の工夫を施しました。

「PCワイダー」概略図 「PCワイダー」概略図
「PCワイダー」施工ステップ 「PCワイダー」施工ステップ
技術の概要・特徴 「PCワイダー」は、PC桁拡幅のための新工法です。①U桁である桁部と床版を分割、②U桁と床版はプレテン鋼材により事前にプレストレスを導入されたプレキャスト部材を採用、③ポステン鋼材による部材の連結はU桁のみで実施、④床版同士および既設床版との連結にはUFCを用いた接合工法(スリムファスナー®)を採用、という4点の工夫を施しました。
技術の仕様 ■施工数量を低減
●PC桁の拡幅は、拡幅部が既設橋に拘束されるため、拡幅部に大容量のプレストレスを必要としましたが、PCa部材を活用しPC鋼材の配置を工夫することで、桁高の低い橋梁でも既設橋と同じ桁高での構造を実現しました。上部工拡幅部のコンクリートやPC鋼材の施工数量を低減できます。

■交通規制期間を大幅に短縮
●PCa部材を採用することで現場での架設スピードが速くなり、交通規制期間を従来工法の30%までに短縮できます。
単独開発/共同開発 単独開発

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