最終更新日 2024/09/04

PC合成桁取替工法 「キャップスラブ®」 10012344

H1009 大林組

本工法は、PC合成桁橋の床版リニューアルに対し、従来の場所打ちRC床版による床版打換えにかえて、プレキャストPC床版を用いた床版取替えを実現しました。プレキャストPC床版は既設PC桁にかぶさる特殊なキャップ形状を有し、床版と主桁の接合は、ずれ止め用のアンカー鉄筋と隙間へのモルタル充填によるシンプルな構造としています。プレキャスト部材の活用により品質・耐久性と維持管理性の向上を図ります。現場施工の省力化とリニューアル工事の急速施工を可能とし、従来の3倍のスピードで工事を完了させることで、交通規制期間の大幅な短縮が可能となります。

キャップスラブ工法 キャップスラブ工法
「キャップスラブ工法」施工手順 「キャップスラブ工法」施工手順
技術の概要・特徴 本工法は、PC合成桁橋の床版リニューアルに対し、従来の場所打ちRC床版による床版打換えにかえて、プレキャストPC床版を用いた床版取替えを実現しました。プレキャストPC床版は既設PC桁にかぶさる特殊なキャップ形状を有し、床版と主桁の接合は、ずれ止め用のアンカー鉄筋と隙間へのモルタル充填によるシンプルな構造としています。プレキャスト部材の活用により品質・耐久性と維持管理性の向上を図ります。現場施工の省力化とリニューアル工事の急速施工を可能とし、従来の3倍のスピードで工事を完了させることで、交通規制期間の大幅な短縮が可能となります。
技術の仕様 ■工期を1/3に短縮
●PCa床版と既設PC桁をあと施工アンカーとモルタルで接合することで、時間のかかる作業や天候に左右される要因を排除しました。
●突出鉄筋はすべて切断撤去し、あと施工アンカーでのずれ止め鉄筋設置とすることで、工期を1/3に短縮します。

■路面高さの変化を抑制
●PCa床版の形状を主桁にかぶせる帽子型(キャップ)とすることで、床版厚を低減して路面高さの変化を抑えます。
採用実績 中央自動車道 上田川橋
中央自動車道 中津川橋
単独開発/共同開発 中日本高速道路と共同開発

新技術に関するお問い合わせ情報
会社・部署(担当) 大林組  新技術一覧
 土木本部生産技術本部橋梁技術部 仲田 宇史
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