最終更新日
2024/09/03
PC-Rev工法 10011076
H1228 中日本高速技術マーケティング株式会社
PC-Rev工法は,PCグラウト充填不足が発見されたPC構造物に対して,回転式ドリルにより削孔し,シース内の空洞量を測定したあと,スネークポンプによりグラウトを注入し構造物をリニューアルすることができる,PCグラウトの再注入工法です。
PC-Rev工法の特徴
①金属製シースが検知可能な小径削孔
超低振動の回転式ドリルを用いることにより,削孔部周辺に有害な損傷を与えることなく小口径(φ15.5mm)の削孔を行い,調査孔,注入孔とも同じ小径孔を兼用しますので,構造体の負荷を軽減します。
②精度の高いシース内の空洞量の推定
シースと連通した減圧容器の圧力変化でシース内の空洞量を精度良く推定することができます。
③切換え式グラウトの注入方法
真空ポンプでシース内を減圧し,その負圧を利用してグラウト注入し,その後,切換え弁を操作し脈動の少ないスネークポンプにより追加注入を行い,最後に加圧します。
④防錆型グラウト材を新開発
カルシウムアルミネートを添加することで有害な可溶性の塩化物イオンを結晶内に固定化(無害化)して,鋼材の腐食を抑制することが可能です。
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技術の概要・特徴 |
PC-Rev工法は,PCグラウト充填不足が発見されたPC構造物に対して,回転式ドリルにより削孔し,シース内の空洞量を測定したあと,スネークポンプによりグラウトを注入し構造物をリニューアルすることができる,PCグラウトの再注入工法です。 PC-Rev工法の特徴 ①金属製シースが検知可能な小径削孔 超低振動の回転式ドリルを用いることにより,削孔部周辺に有害な損傷を与えることなく小口径(φ15.5mm)の削孔を行い,調査孔,注入孔とも同じ小径孔を兼用しますので,構造体の負荷を軽減します。 ②精度の高いシース内の空洞量の推定 シースと連通した減圧容器の圧力変化でシース内の空洞量を精度良く推定することができます。 ③切換え式グラウトの注入方法 真空ポンプでシース内を減圧し,その負圧を利用してグラウト注入し,その後,切換え弁を操作し脈動の少ないスネークポンプにより追加注入を行い,最後に加圧します。 ④防錆型グラウト材を新開発 カルシウムアルミネートを添加することで有害な可溶性の塩化物イオンを結晶内に固定化(無害化)して,鋼材の腐食を抑制することが可能です。 |
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技術の仕様 | |
特許情報 | 特許4件取得 |
登録状況 | シース検知機能付き極小径削孔システム(特許第6170088号)、シース内の空洞推定法(特許第5997864号)、切換え式グラウト注入方法(特許第5824588号)、再注入用グラウト材(特許第6262979号) |
採用実績 |
高速道路会社他、地方公共団体発注工事で多数採用 |
製品URL | https://www.c-nexco-tech.co.jp/operation/development/ |
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