最終更新日 2022/08/30

すいすいC&T(キャット)工法 10010898

H1123 戸田建設株式会社

 本工法は、道路橋の床版取替工事におけるプレキャスト床板の新たな接合方法です。先行床版に埋設されているC型金具に後行床版のT型金具を挿入し、接合部に専用のモルタルを充填することで一体化します。接合方法をシンプルにし、床版の割付幅の拡大し、設置枚数を削減したことで、工程を短縮しています。
 プレキャストPC床版としての性能を満足するため、各種性能確認試験を行い、耐荷性能や100年相当の疲労耐久性(NEXCO試験法442)などを確認しています。

すいすいC&T(キャット)工法 すいすいC&T(キャット)工法
継手篏合状況とモルタル充填状況 継手篏合状況とモルタル充填状況
従来工法との床板割付幅の比較 従来工法との床板割付幅の比較
すいすいC&T(キャット)工法
技術の概要・特徴  本工法は、道路橋の床版取替工事におけるプレキャスト床板の新たな接合方法です。先行床版に埋設されているC型金具に後行床版のT型金具を挿入し、接合部に専用のモルタルを充填することで一体化します。接合方法をシンプルにし、床版の割付幅の拡大し、設置枚数を削減したことで、工程を短縮しています。
 プレキャストPC床版としての性能を満足するため、各種性能確認試験を行い、耐荷性能や100年相当の疲労耐久性(NEXCO試験法442)などを確認しています。
技術の仕様 プレキャストPC床板
・寸法 最大割付幅2.4 m、最小厚さ220 mm
・床版コンクリートおよび接合部専用モルタル 設計基準強度 50N/mm2
・継手金具 高付着性エポキシ樹脂を塗装した鋳造製(FCD450)
現場適用条件 ・床版厚220mm 以上
・⽀間4.0m 程度まで(床版厚220mm の場合)
・道路横断勾配8.0%以下(縦断勾配は制限なし)
採用実績 ・道央自動車道 夕張川橋(上り線)床版取替工事
・道央自動車道 ママチ川橋床版取替工事(予定)
開発時期 2021年
単独開発/共同開発 単独開発

新技術に関するお問い合わせ情報
会社・部署(担当) 戸田建設株式会社  新技術一覧
  お客様センター
住所 〒104-4003
 東京都中央区八丁堀
 2-8-5
TEL 0120-805-106