最終更新日
2024/09/05
消波工3次元モデリングシステム 10010868
H1107 不動テトラ
【消波工3次元モデリングシステム】
当システムは、消波工の測量点群データに個別の消波ブロック3次元モデルを適用してモデル空間を作成し、この中でブロックの据付シミュレーションを行うシステムです。複雑な地形や既設消波工上への据付を模擬する場合、従来は消波ブロック模型を1個ずつ積み上げて検討していました。このとき現況地形は単純化した面的な形状や、既設断面に基づいて積み上げたブロック模型とするため、精度上の課題がある上に時間を要しました。当システムを用いることにより計画時の精度と生産性の向上を図ることができ、これをICT施工に活用することで出来形精度の向上等が期待できます。
技術の概要・特徴 |
【消波工3次元モデリングシステム】 当システムは、消波工の測量点群データに個別の消波ブロック3次元モデルを適用してモデル空間を作成し、この中でブロックの据付シミュレーションを行うシステムです。複雑な地形や既設消波工上への据付を模擬する場合、従来は消波ブロック模型を1個ずつ積み上げて検討していました。このとき現況地形は単純化した面的な形状や、既設断面に基づいて積み上げたブロック模型とするため、精度上の課題がある上に時間を要しました。当システムを用いることにより計画時の精度と生産性の向上を図ることができ、これをICT施工に活用することで出来形精度の向上等が期待できます。 |
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技術の仕様 |
①既設消波工を忠実に再現 3次元測量点群から、個々の消波ブロックを自動的に3次元モデルを作成することができます。これにより、既設消波工の現況を忠実に再現可能となります。 ②消波ブロック据付検討の効率化 消波ブロック据付シミュレーションにより、ブロック個々を3次元モデルで管理することができるため、施工計画の精度向上や効率化が可能となります。 ③位置誘導システムとの連携 据付シミュレーションの結果から消波ブロックの位置や姿勢情報を出力することにより、ICT施工への展開が容易となります。これにより従来熟練工に頼っていた据付誘導作業の改善や施工の効率化、出来形の向上が期待できます。 ④施工情報の3D化 消波ブロックの出来形を3次元でモデル化することが可能なため、経年変化の確認など、維持管理への利用が可能となります。 |
販売開始 | 2021年 |
登録状況 | NETIS登録番号 KTK-200003-A |
現場適用条件 |
自然条件、現場条件は特にありません。 技術提供可能地域は全国となります。 関係法令等の条件も特にありません。 |
開発時期 | 2019年 |
単独開発/共同開発 | 単独開発 |
製品URL | https://www.fudotetra.co.jp/solution/ict/ |
■新技術に関するお問い合わせ情報
会社・部署(担当) |
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