最終更新日 2025/09/29

インフラ監視クラウドシステム「OKIPPA®」 10010867

H1105 西松建設

 インフラ監視クラウドシステム(OKIPPA®)は、センサBOXを設置するだけで傾斜及び伸縮変形を監視できるシステムです。
 従来技術では基地局や配線等の設備設置が必要な特定小電力無線によりデータ転送していたが、本技術では自営の基地局や配線の設置が不要な省電力の広域無線通信(LPWA)を採用しているため、安価で手軽に長期利用が可能であることから、施工中のみでなく供用中の維持管理においても点検業務の省力化及び効率化が期待できます。
 また、センサBOX内の通信部品のみを変更するだけで他国でも利用できるシステムです。
<特 長>
〇必要な設備はセンサBoxのみで、自営の基地局や中継器及び給電・通信のための配線が不要(導入費用が安価)
〇極めて省電力であり、内蔵電池で2年間稼働可能(1時間に1回通信する場合)
〇インターネット環境下のパソコンやスマートフォンでいつでもどこからでも確認できる
〇閾値を超過時、あらかじめ登録したメールアドレスへアラート通知できます。
〇現地で警報通知できるよう、パトライトとの連携も可能です(オプション対応)。

インフラ監視クラウドシステム「OKIPPA®」 インフラ監視クラウドシステム「OKIPPA®」
OKIPPA®の紹介動画
技術の概要・特徴  インフラ監視クラウドシステム(OKIPPA®)は、センサBOXを設置するだけで傾斜及び伸縮変形を監視できるシステムです。
 従来技術では基地局や配線等の設備設置が必要な特定小電力無線によりデータ転送していたが、本技術では自営の基地局や配線の設置が不要な省電力の広域無線通信(LPWA)を採用しているため、安価で手軽に長期利用が可能であることから、施工中のみでなく供用中の維持管理においても点検業務の省力化及び効率化が期待できます。
 また、センサBOX内の通信部品のみを変更するだけで他国でも利用できるシステムです。
<特 長>
〇必要な設備はセンサBoxのみで、自営の基地局や中継器及び給電・通信のための配線が不要(導入費用が安価)
〇極めて省電力であり、内蔵電池で2年間稼働可能(1時間に1回通信する場合)
〇インターネット環境下のパソコンやスマートフォンでいつでもどこからでも確認できる
〇閾値を超過時、あらかじめ登録したメールアドレスへアラート通知できます。
〇現地で警報通知できるよう、パトライトとの連携も可能です(オプション対応)。
技術の仕様 ◆センサボックス
・サイズ:10cm×10cm×4cm
・測定範囲:±180°
・分解能:0.06°
・傾斜計測:精度約0.1°
・通信間隔:標準で1時間に1回
・GPS測位:標準で1週間に1回
・ボックス仕様:IP67相当
・使用温度範囲:-10~60℃
・使用湿度範囲:20~80%RH(結露なきこと)
・電源:リチウムイオン電池
・電池稼働時間:標準で約2年間(1時間に1回通信する場合)
◆通信規格
・LPWA(省電力広域無線通信):Sigfox
◆クラウドサーバ
・計測データの確認:インターネット環境で常時確認可能
・計測データ項目:傾斜角度、衝撃検知、設置位置表示、電池残量、地磁気(方位角)
特許情報 特許登録済
登録状況 特許第7139220号
現場適用条件 -
採用実績 2018 年 5 月より、西松建設が受注した工事現場の他、国土交通省、地方自治体、高速道路、鉄道事業者、電力事業者をはじめ、大学などの研究機関、建設コンサルタントの調査業務などで、多数の導入実績がある。
単独開発/共同開発 単独開発
製品URL https://www.nishimatsu.co.jp/solution/okippa104/

新技術に関するお問い合わせ情報
会社・部署(担当) 西松建設  新技術一覧
 環境・エネルギー事業統括部 事業推進部 佐藤 政幸
住所 〒105-5640
 東京都港区虎ノ門虎ノ門ヒルズビジネスタワー7階
 
TEL 03-3502-0227