最終更新日 2025/09/29

ホイールローダ遠隔操作システム「Tunnel RemOS®-WL」 10010863

H1105 西松建設

 Tunnel RemOS®-WLでは、ずり運搬時のホイールローダの⾛⾏やバケット操作を、⾞体に設置した複数のカメラ映像を⾒ながらほぼ遅れなく無線・遠隔で行うことができます。
<特 長>
○ステアリング、ペダルおよびレバーを無線受信により機械的に作動させる遠隔運転制御装置をホイールローダの運転席に取り付けました。遠隔操作室には実機と同じ仕様の運転コクピットおよびモニタが設置されており、モニタの映像や⾛⾏データを⾒ながらの遠隔操作が可能です。
○5GHz帯の⼩電⼒無線および28GHz帯のローカル5G等、様々な無線伝送方式の使⽤が可能です。これらの通信により、ホイールローダから遠隔操作室までの映像・操作信号伝送が確実に⾏われます。
○遠隔操作時の安全を確保するため、⼈の異常接近時や無線通信のトラブル発⽣時にホイールローダの運転を⾃動的に緊急停止させるシステムを備えています。コクピットや携帯式のスイッチから手動で緊急停止させることも可能です。

ホイールローダ遠隔操作システム「Tunnel RemOS®-WL」 ホイールローダ遠隔操作システム「Tunnel RemOS®-WL」
Tunnel RemOS®-WLの紹介動画
技術の概要・特徴  Tunnel RemOS®-WLでは、ずり運搬時のホイールローダの⾛⾏やバケット操作を、⾞体に設置した複数のカメラ映像を⾒ながらほぼ遅れなく無線・遠隔で行うことができます。
<特 長>
○ステアリング、ペダルおよびレバーを無線受信により機械的に作動させる遠隔運転制御装置をホイールローダの運転席に取り付けました。遠隔操作室には実機と同じ仕様の運転コクピットおよびモニタが設置されており、モニタの映像や⾛⾏データを⾒ながらの遠隔操作が可能です。
○5GHz帯の⼩電⼒無線および28GHz帯のローカル5G等、様々な無線伝送方式の使⽤が可能です。これらの通信により、ホイールローダから遠隔操作室までの映像・操作信号伝送が確実に⾏われます。
○遠隔操作時の安全を確保するため、⼈の異常接近時や無線通信のトラブル発⽣時にホイールローダの運転を⾃動的に緊急停止させるシステムを備えています。コクピットや携帯式のスイッチから手動で緊急停止させることも可能です。
技術の仕様 ◆システム構成
・遠隔操作システム
・映像・操作信号通信システム
・安全走行システム
・モニタリングシステム
◆遠隔操作システム
・遠隔運転制御装置
・操作コクピット
・9画面モニタ
◆映像・操作信号通信システム
・ホイールローダ搭載ユニット(FHDカメラ7台、送受信機5台)
・坑内固定ユニット(固定送受信機、固定カメラ、通信ケーブル変換BOX)
◆主要映像・通信設備仕様
・映像・制御信号伝送装置(小電力無線):フォーマットはHD-SDI/HDMI1.4(映像信号)、RS-232/422(制御信号)、周波数帯は5GHz帯、無線LANはIEEE802.11ac、伝送遅延は95~140msec(実測値)
・カメラ:1/28型CMOS 有効画素は約200万
・光ファイバ:4芯 SC、CLコネクタ
◆モニタリングシステムの主要計測項目
・バケット高さ
・バケット角度
・ステアリング角度
・ステアリング圧
・サイドステップ角度
・リフト圧
・バケット圧
・走行位置
・走行速度
・回転数
・走行ギア
特許情報 特許登録済
登録状況 特許第7651362号(遠隔操作装置およびマルチオペレーションシステム)
現場適用条件 山岳トンネルの新設工事におけるずり運搬
採用実績 -
単独開発/共同開発 共同開発
製品URL https://www.nishimatsu.co.jp/dx/solutions/solutions-remos.html

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 技術研究所 山本 悟
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