最終更新日 2023/04/05

PPCaボックスカルバート 10010620

H1002 東急建設株式会社

PPCaボックスカルバートは、現場打ちボックスカルバートの側壁、頂版を部分的にプレキャスト部材へ置き換えたボックスカルバートの構築工法です。
軸方向鉄筋等が内蔵された部分プレキャスト部材を組立て、中詰めコンクリートを打ち込むことでボックスカルバートを構築します。現場打ちコンクリートと比べて同等以上の構造性能を有しており、断面諸元を変更しないため、変更に伴う構造計算が不要です。また、型枠、鉄筋、支保工が大幅に削減でき、現場作業の省人化、工期短縮、および安全性の向上をはかることが可能となります。

PPCaボックスカルバート完成イメージ PPCaボックスカルバート完成イメージ
技術の概要・特徴 PPCaボックスカルバートは、現場打ちボックスカルバートの側壁、頂版を部分的にプレキャスト部材へ置き換えたボックスカルバートの構築工法です。
軸方向鉄筋等が内蔵された部分プレキャスト部材を組立て、中詰めコンクリートを打ち込むことでボックスカルバートを構築します。現場打ちコンクリートと比べて同等以上の構造性能を有しており、断面諸元を変更しないため、変更に伴う構造計算が不要です。また、型枠、鉄筋、支保工が大幅に削減でき、現場作業の省人化、工期短縮、および安全性の向上をはかることが可能となります。
技術の仕様 適用範囲
 内幅:6.0~12.0m、内高:4.5~8.0m、部材幅:600mm以上
 軸方向鉄筋・径:SD295、SD345、SD390
      ・D16~D41
 引張軸方向鉄筋比:0.244~1.21%
 コンクリートの設計基準強度
  プレキャスト部材:40N/mm2
  現場打ちコンクリート:21~30N/mm2
 破壊形態:曲げ破壊型
開発方法 旭コンクリート工業との共同開発
特許情報 特許第6860167号、特許第6902760号
登録状況 技術審査証明 第202101号
「PPCaボックスカルバート」で商標登録
採用実績 R2国道246号渋谷駅周辺地下道工事(関東地方整備局発注)
単独開発/共同開発 共同開発

新技術に関するお問い合わせ情報
会社・部署(担当) 東急建設株式会社  新技術一覧
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